長い夏休みが終わり、ひと回り大きくなった子ども達は、2学期も更にパワーをつけて元気いっぱいに遊んでいます。
最近では飼育ケースをもってお友達同士で畑や築山などを歩き回っている姿を見かけます。「何をして遊んでいるの?」と声を掛けると「虫たちが集まる居場所を見つけているの」との返事。虫が苦手だった子も、その子どもたちの中には混じっていて、なんと夢中になって楽しそうです!飼育ケースの中を覗くとバッタやカマキリが入っていました。「カマキリのご飯のバッタを探してあげたんだよ」と言って、みんなで協力して楽しんでいます。
豊かな自然に囲まれた環境の中で子どもたちが虫という小さな命と触れ合う機会を見ることが出来ました。
保育を豊かなものにする学びの一つとして、環境からの呼びかけに対し、子どもたちが興味・関心を持つ姿勢を大切に育てることだと思い、2学期もたくさん楽しみを見出していきます。
入園式を無事に終え、新年度がスタートして半月が経とうとしています。園庭には元気に泳ぐこいのぼり、耳を澄ますと木から木へ飛び回る小鳥たちの声が聞こえる中、子ども達が元気いっぱい駆け回って遊んでいます。
一つお兄さん、お姉さんになった青組・ピンク組は、幼稚園のお仕事を積極的に行い、新しい小さなお友達には得意げな顔でお世話をしている姿がとても微笑ましく、また、頼もしくも見えます。今年も楽しい一年にしましょうね!!
どうぞよろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます!
1月9日、2階ホールでの3学期始業式は子どもたちの元気なあいさつでスタートしました。恒例の「今年の目標発表」では、それぞれが個性豊かな目標をみんなの前で発表するのを聞きながら、今年も子ども達からたくさんのパワーをもらって楽しい思い出を沢山作っていきたいと思いました。
その後の各クラスでは、冬休みの思い出を絵で表現しました。出来上がった作品には年末年始をご家族で楽しく過ごした様子が表現されていて思わずホッコリしました。
あらためて、新しい一年が「笑顔」あふれる年になりますよう、頑張って保育に取り組んでいきます。どうぞよろしくお願い致します。
ある日、園庭でピンク組の子ども達との会話です。
「先生、この中に入っているのはなーんだ」キラキラした瞳で私を見上げながら開いた手のひらには小さなどんぐりが一つ。「これは、赤ちゃん」「小っちゃくてかわいいね」「もっとたくさん落ちているところがあるよ」「先生、目を閉じていて」、、、、そして、私の手を引いて秘密の場所へ到着。「目を開けて」すると足元にはいっぱいの木の実!!
「今日は、このどんぐりでおいしいものを作ります」と言って、お砂場から大きな器をゆっくりと運んできて目の前に置き、「どんぐりのカレーライスです。どうぞ!」
子ども達の心の目を通すと、どんぐりが素晴らしいごちそうになったことに気づいた私はびっくりと同時に嬉しくなり、何度も何度もお替りをして楽しい時間を過ごしました。保育者としての私の心がキュッとするのはこんな瞬間です。
12月16日にはクリスマス会が無事に行われ、今年も2階のホールに子どもたちが制作したステンドグラスの作品を展示しました。どの作品も一人一人の思い出が表現されていてクリスマスらしい素敵な空間になりました。
2023年もあとわずか、この1年を振り返り改めて子ども達から日々エネルギーをもらい、心豊かに感動する日々をプレゼントされ幸せな「感謝」の一年でした。保護者の皆さまにもたくさんのご協力をいただきありがとうございました。お健やかに良い新年をお迎えください。
梅雨明けを思わせる、灼熱の太陽が照りつける毎日が続いています。今年もまた、暑さの厳しい夏になりそうですね。
7月8日土曜日、ようやく3年ぶりに内田学園創立記念の「ファミリーフェスタ2023」を本来の形で開催し、無事に終了することができほっとしています。久しぶりで戸惑うことの多い今回の開催に際し、準備が大変だったと思いますが、ひまわり会・エスポワールの役員の皆様が献身的にご協力してくださいましたこと、心より感謝申し上げます。暑い中本当にありがとうございました。
幼稚園青組による「こどものパン屋」では、たくさんの予約注文をいただき、温かい心遣いを受け取りました。青組の子ども達も当日は大張り切りでたくさんのお仕事をすることができました。良い経験になったと思います。今回のパンは次の2件にご協力をいただきました。
☆「はっぴーパンらいふ」
伊勢原駅北口近くにあり、障害者の方がつくるパンの販売&福祉事業所という形で地域社会に貢献しています。内田学園でも給食で利用させてもらっており、先日は青組の子ども達がお店の様子を見せていただくために訪問しました。
☆「ノペル」
上古沢の森に佇む小さなパン工房、一切妥協をしないストイックなオーナーさんがおいしいパンをつくっています。有名レストランで出すパンの受注が多く、オリジナルのパンをお店で買えるのは火曜日と日曜日のみ。特製のドリンクもお勧めです。
2店に共通するのは「地域とのかかわり」。内田学園も地域のアイコンと呼ばれるようになるために活動を続けていきます。
また、ひまわり会かき氷のお店に出していた無添加の「アメリカンドッグ」はやまゆり生活協同組合さんから内田学園の教育理念を理解していただき協賛を受けました。
これからも、地域とのつながりを大切に内田学園の明るい未来に向かって一歩ずつ進んでいきますので、更なるご協力をお願い申し上げます。
暖かな春の陽気と共に、4月11日の入園式が無事に終わり、新年度がスタート致しました。
園庭には元気に泳ぐこいのぼり、耳を澄ますと木から木へ飛び回る小鳥たちの声が聞こえる中、子ども達が元気いっぱい駆け回って遊んでいます。
時折、一つお兄さん、お姉さんになった青組・ピンク組が新しいお友達に得意げな顔でお世話をしている姿がとても微笑ましく、また、頼もしくも見えます。
とってもかわいい七沢幼稚園の子ども達、今年も楽しい一年になりそうですよ!!
どうぞよろしくお願いいたします。
「明けましておめでとうございます」
1月10日の始業式にて、いよいよ3学期がスタートしました。久しぶりに登園する子ども達を見守りながら、あらためて子ども達の笑顔が私たち保育者のエネルギーになっていることを実感しました。
2階のホールで一人一人が気合十分に今年の目標を発表し、また今年も楽しい年になりそうな予感がしています。
終了後は、日本の昔からの風習や伝統を感じて欲しく、園庭にお正月遊びの道具を用意してみました。羽根つき、コマ回しなどすぐに手に取ってお友達と夢中になって楽しんでいる様子が見られました。 3学期は卒業式、終業式と年度の締めくくりです。私たち保育者は子ども達の成長を見守りつつ、一日一日を大切に充実した時間を過ごして令和4年度を終わりたいと願っています。
園庭に吹き抜ける風が一段と冷たく感じる季節になりました。そのような寒さの中、立ち止まって子ども達と透き通った青空を見上げほっと一息、心地よさを味わっています。
先日、「クリスマス会」を幼稚園創立以来初めて園庭で行いました。「親子で一緒に七沢幼稚園のクリスマスを楽しんで欲しい!」という思いを込めて、前夜祭の前の日には子ども達と一緒に園庭の飾りつけをしました。保育者も一緒にクリスマス会に向けての思いを感じながらの楽しい準備作業でした。「この飾りはここにつけよう!」「ピンクのマカロンの横はこの色がいいね。」・・・・キラキラした子ども達の瞳には「クリスマス会頑張るぞ。」という決意がみられました。
前夜祭の午前は2階ホールにてハープ演奏者「ゆかりん先生」のとっても楽しいパフォーマンスに子ども達は大喜びでした。そして2年ぶりに復活した、ひまわり会有志による「お母様方のハンドベル演奏」。子ども達、保育者の心にやさしいハンドベルの音が響き大感動。たくさんの練習を重ねての見事な演奏を本当にありがとうございました。
午後からは鶴岡先生のご指導で12月まで取り組んだ、七沢幼稚園伝統の「青組のマリンバの演奏」でした。緊張した顔の子ども達、最後までしっかりと音をとらえ、堂々と演奏することができました。成長した青組さん、お見事でしたよ。そして夕方は園庭を開放し、お菓子と温かいココアと一緒に、ライトアップ(?)された大きな白いツリーのオブジェやスノーマンのすべり台などのクリスマスデコレーションを家族で楽しんでいただきました。
いよいよクリスマス会当日、心配していた天気も子ども達の思いが届き雨も降らず、急遽お休みになってしまったお友達がいたにもかかわらず、皆で協力して無事に最後まで「ペイジェント」をやり遂げることができました。七沢幼稚園のクリスマスのテーマとは、身近なところにいる守ってくれている人に対する感謝の気持ちを持つことと、自分たちの思いやりの心が人を助けることができるということに気づくこと。です。今年もクリスマス会という行事を通して思いやりの心が大きな輪になったことを実感することができました。
園長の私も素敵な思いやりのプレゼントを受け取りました。それは準備をしているとき、子ども達が水遊びをして園庭に川ができてしまいツリーのオブジェが濡れてしまいそうでした。するとピンク組の男の子が私の慌てている様子を見て砂場からスコップで砂を運び水の流れを止めてくれたのです。状況の判断・自分にできることを速やかに行動に移すことができる力が身についてきたのだとその成長を嬉しく感じました。素敵なクリスマスプレゼントをありがとう!皆様にもメリークリスマス&よいお年を!!
樹々の葉が赤や黄へと色を変えますます深まる七沢の秋。
園庭では、落ち葉を拾い集めて自然との触れ合いを楽しんでいる子ども達。「先生、葉っぱのシャワーだよ!」「落ち葉の上を歩くとサクサクって音がするね。」などの楽しい会話が園長室の窓から聞こえてくると、思わず温かい気持ちになります。
11月3日(木)文化の日に園庭にて「音の彩展」を開催しました。今年のテーマ「音」の集大成です。活動は、縦割りのグループで行い、先ず、それぞれ日常の生活から色々な「音」をみんなで探しました。
そして、「春」「夏」「秋」「冬」それぞれのグループに合った歌や、季節に合った音をみつけたり、楽器を手作りするなど各グループごとに本番に向けて取り組みをしました。
当日は第1部の歌・合唱、第2部は絵の具を使った音楽に合わせての表現活動。素晴らしい天気に恵まれた秋空の下、楽しそうな表情で思いっきりパフォーマンスをしている子どもたちの姿には、見ている保護者の方たちにも元気が届いたことでしょう!
鶴岡先生がご指導されている初等学校お母さまたち(たくさんの飛び入り参加の方々含め)のコーラスも「音の彩展」に花を添えてくださいました。本当に“素敵な七沢の秋を満喫”出来たことをすべての皆様に感謝しています。
さて、12月は「クリスマス会」。恒例のペイジェントの配役を子どもたちが意見を言って決めていきます。園庭でのクリスマス会はおそらく初めてですので、企画・準備にまたまた忙しい日々が続きます。当日をどうぞお楽しみにしてくださいね!!
長い夏休みが終わり、いよいよ2学期がスタートしました。日焼けした子供たちの元気な登園、久しぶりに会うお友達と楽しそうに園庭を駆け回っている姿がとても微笑ましいです。
保育活動では早速楽しかった夏休みの思い出を先生とお話しながら絵を描きました。いま、それぞれのお部屋に飾ってあります。一人一人それぞれの思いが表現されていて思わず「笑顔」になれますよ。
2学期は特にいろいろな行事が盛り沢山!子どもたちはもちろん私たち保育者もまた一つ成長できる時期でもあります。行事に追われることなく日々の生活の中で更に子供たちにしっかりと寄り添い、丁寧な保育を心がけていきます。
6月29日(水)に青組・ピンク組は宮ヶ瀬ダム放流の見学に行きました。2,3日前から気温の高い日が続き熱中症の心配がありましたが、幼稚園はもとより、各ご家庭でも対策をしっかりして頂き、とても助かりました。
駐車場に到着し、ダムまでの約1㎞を汗びっしょりなりながらも水分補給をしながら、「もうすぐ着くから頑張ろう!」と、友達と声を掛けあいながら最後まで、弱音を吐かず頑張って歩く子どもたちの姿に心を打たれました。無事ダムに到着すると、周りには想像以上にたくさんの人、人!この状況の中、小さな子どもたちは果たして放流を見る事が出来るのか心配になりました。ところが、周りにいた見学者の方が「もうすぐ始まるから、幼稚園のお子さんたちは前にどうぞ!」と言ってよく見える場所を譲ってくださいました。予期せぬ事態にびっくりしましたが、本当に嬉しく、感謝の気持ちで一杯になりました。
アナウンスが流れいよいよ放流が始まると、『ドーーーッ』という大音量とともにダムから出てくる大量の水と水しぶきに大きな歓声が上がり、「虹が出ている!!」と大興奮。私たち保育者もダイナミックな放流に暑さも忘れてしまう程に感動的な6分間でした。おまけに帰りは予定していなかったインカムというケーブルカーにも乗れて、最高な一日でした。
今年のテーマは『音』。宮ケ瀬ダムの力強い『音』がこどもたちの心にどのように響いたのか楽しみです。
さわやかな風に新緑の木々、すがすがしさを感じる季節ですね。外遊びやお散歩を楽しんでいる子どもたちは元気いっぱいです。5月も残りわずかとなりました。
6月といえば「虫歯予防デー」。幼稚園では9日(木)に歯科検診を予定していますが、サークルでも口の中を大切にするお話をしていきたいと思っています。
そして、19日(日)は父の日です。子どもたちは『お父さんの顔』を青・ピンク・黄色それぞれ色別での制作で描き、楽しい作品が出来ています。当日に展示しますのでご覧ください。また、心を込めたプレゼントもお楽しみに!
ご入園、ご進級おめでとうございます。
新しい1年がスタートしました!
園の周りでは土の中から虫たちが顔を出し、タンポポなどの色とりどりの花が咲き、子どもたちは心地よい季節に胸を弾ませているようです。
進級した子どもたちは、新入園児にやさしく声をかけたり、手をつないだりしています。「一緒に行こうね!」など自然なやり取りをする姿も見られ、お兄さん・お姉さんになったという自信が感じられるようになりました。
今年も一年を通して、たくさんの経験をして大きく成長していくことでしょう。つまずいて失敗しても私たち保育者はしっかり子どもに寄り添っていろいろな気持ちを受け止めていきたいと思います。
ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
暦の上では春を迎えていますが、朝の出勤途中で見る「大山」はまだ少し雪が残っています。
暖かな春の訪れが待ち遠しい今日この頃ですね。
先日は、朝の全体サークルで青組のみんなに「春が近づいているなと感じることがありますか?」と質問をしました。
すると、すぐに手が上がり、「日差しのぬくもり(!)を感じます。」「池の周りに梅の花が咲いていたよ。」「春の風が吹いたよ。」などと次々に素敵な言葉が返ってきました。
七沢の自然の中でこんなに心豊かに成長した子どもたちに喜びを感じました。
感性豊かに育った子どもたちの卒業式まであとわずかとなりましたが、思い出を更にいっぱい作りたいと思います。
2022年 七沢幼稚園も1月11日始業式。
子どもたちの元気な挨拶で新しい年が無事にスタートしました。
久しぶりの登園にソワソワしながらも「お正月におせちをたべたよ!」「公園でいっぱい遊んだよ!」「おじいちゃん、おばあちゃん家に行った。」など冬休みのお話でにぎわっていました。
始業式では、恒例の「今年の目標」を発表。今年もさらに子どもたちの勢いを感じ、元気をもらいました。
令和3年度は、あと2か月余りですが三学期も子どもたちといっぱい遊んでワクワクドキドキしたいと思います。
今年度より、月の予定表に「絵本のおすすめ」のコーナーを設け、先生たちがおすすめの絵本を紹介!! 12月は保護者の方にもお声をかけてお願いしました。
その絵本は「ドクトルパンダとジム太」。身内の方が制作され、絵や内容も子どもたちが大好きなお話でした。園にも2冊プレゼントして頂き早速帰りのサークルで保育者が読み聞かせを行いました。そばで聞いていた私はふと、玉川分署にジム太と同じ小さな消防自動車「ガッちゃん号」があるのを思い出し、みんなに伝えたところ「行きたい!!」という声があがり、「じゃあ見学に行こう」ということになりました。
玉川分署では、本物の消防自動車に乗せてもらったり、消防士さんのお話を聞いたり楽しい時間を過ごしました。今回、1冊の絵本をきっかけに七沢幼稚園の「本物にふれる教育」の実践がまた一つ増えたことをうれしく思いながらのご報告です。
プレイディが終わりひと段落もつかの間、10月29日には子どもたちがずっと楽しみにしていた秋の遠足に行ってきました。場所は「辻堂海浜交通公園」。天候に恵まれ子どもたちと思いっきり遊んできました。帰り際には少し歩いて海岸で貝殻拾いなどをしてお土産に持って帰り楽しかったです。
また、11月3日文化の日には「小さな秋フェスティバル」を開催しました。一部・二部の構成で一部は造形の吉橋先生の作品と、吉橋先生が主催する「親子造形教室」の作品を展示、散歩の小島先生の絵画も展示され、二部では子どもたちの合唱とマリンバの合奏。秋空のもと、とても素晴らしい空間を会場に来ていただいた皆様と共有出来て嬉しかったです。子どもたちもきっと「七沢の小さな秋」を見つけたことと思います。
これからはクリスマス会はじめ年末に向け動き出します。慌ただしく過ぎ去ってしまう季節でもありますが、保育者はさらに丁寧な保育を心がけていきたいです。
10月も半ばを過ぎ、朝晩はめっきり肌寒さを感じる様になりました。
幼稚園では10月23日(土)のプレイディに向けて小さい年齢のクラスから年長組までみんなで楽しく協力しながらいろいろなことに挑戦しています。今回も午前中のみの開催となりますが、昨年好評だったダンス表現を多く取り入れました。
昨年と違う点は七沢幼稚園の特色である縦割り保育の特色を生かし、子どもたちが自分で好きなダンス、踊ってみたいダンスを選んで取り組んでいるところです。どの子も皆キラキラと輝く最高の笑顔で練習に励んでいます!!本番までの間、さらに磨きをかけて、当日には素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられることでしょう。
保育者も子ども達に負けず本気モードになっています。プレイディ当日をぜひ楽しみにしていてください。
遊ぼう、遊ぼう、たくさん遊ぼう。
七沢幼稚園の子どもたちは園庭でたくさん遊びます。一学期が始まってから子どもたちにとって一番良い環境は何かと日々考えてきました。
安全面、七沢幼稚園が大切にしてきたこと、「本物のある環境つくり」そしてこれからの七沢幼稚園のために出来ること、、、、、
保護者の皆様のご協力があって子どもたちが様々な経験をしながら成長し、安全な日常生活が送れることに感謝しています。
昨日行われた「おみこし担ぎ」。今年は“海”がテーマでした。各色別に年齢に合わせた指導で海の生き物のおみこしが完成!並んだ5基それぞれ個性豊かで思わず笑顔になれる作品ばかりでした。中でも年長組になると図鑑を見て魚の生態を調べ、友達とお話し合いをたくさんするなど「おみこし作り」の情熱と勢いを感じさせる場面を何度も見ることができ、さすが年長組と頼もしく感じました。
おみこし担ぎは暑さにも負けず、最後まで友達と協力し、よく頑張りました。私も子どもたちから元気をいっぱいもらいました。楽しかったよ!!
さて、本日一学期も終わり夏休み。自立に向けての生活を見直す良い機会です。シンプルな毎日を大切にしながらも、時には夏休みならではの非日常な出来事はきっと子どもたちの心を動かすでしょう。夢中になって過ごした楽しい毎日は、2学期の盛りだくさんの行事に向かうパワーの源になるでしょう。
先生たちも夏休みの間たくさんのパワーをつけます。そして2学期もたくさん遊びましょう。夏休み明け、元気な子供たちの一回り大きくなった姿を楽しみに待っています。
4月12日(月)、緑あふれる爽やかな青天のもと令和3年度七沢幼稚園入園式を無事に終えることができました。
園庭には手作りのこいのぼりが泳ぎ、造形作品の“おおきな木”と共にお父さん、お母さんに手をつながれ登園した新入園児を迎えました。
少し緊張気味の16名が今日から七沢幼稚園の仲間になりました。
ピッカピッカのバッジをもらって、これから七沢の豊かな自然の中でどんな「七沢っ子」に成長するのかとても楽しみです。
創立者内田文江先生の理念である「本物に触れる環境の中で生きる力を育む」教育をあらためて保育者の一人一人がしっかりと心に刻み前進していきます。
保護者の皆様、どうぞよろしくお願い致します。
3月20日卒業式が行われ、卒園児11名を送り出すことができました。
世の中が大変なことになっていても子どものパワーはいつだって変わらないですね。
新しい発見や驚きにワクワクして次に向かって伸びていく、その輝きに満ちた眼差しや笑顔をたくさんもらいました。
そして先生達に勇気もくれた青組さんありがとう!
そして卒業おめでとう!
1年生になっても笑顔のパワーを忘れないで頑張って下さい。
これから進級するピンク組、黄組、赤組、オレンジ組の皆さんは4月からは一人一人がいろいろな事に挑戦してみましょう。
失敗しても大丈夫。
何度も挑戦すればよいのだから。
4月からは新しいお友だちも仲間入りです。
皆で楽しみましょうね。
2月12日(金)、良い天気に恵まれ子どもたちが待ちに待った、駅伝大会が開催されました。10月のプレイディでのマラソン大会がコロナ対策により中止となり、楽しみにしていた子どもたちに何か別の方法でできることはないだろうかと、職員皆で検討した結果、「密」にならない「駅伝」に決定しました。
それからは朝、お池の周りでの練習が始まりました。自分の順番、タスキの色、渡し方・かけ方、次はだれにタスキを渡すかをしっかりと子どもたちなりに体で覚えようと努力するかわいい姿が見られました。走り終わって、「また、1位になれなかった。」「やったぁ!前は4位だったけれど2位になったよ!よかったね。」などと言いながらグループ内で励ましあいながら盛り上がって、本番がとても楽しみになってきました。縦割りグループの絆が芽生え同時に優勝に向けての気持ちの強さも感じられました。
いよいよ本番。スタートラインの子どもたちはドキドキしている様子もなく、一番小さい年齢からスタートしました。タスキの順番は、オレンジ・赤組、黄組、初等学校6年生(今回、応援に来てくれました)、ピンク組、青組です。待っている子どもたちはレースの行方を見ながら応援ですが、きっとドキドキしていたと思います。「絶対優勝する!」という気持ちと程よい緊張感が漂ってよい雰囲気の中、追い越せ・追い抜けでレースは接戦。終盤になると保護者の皆様からも大きな拍手を頂いたせいか子どもたちも、アンカーの教師たちも一生懸命でした。
ピッピー。レース終了のホイッスルが鳴りハァハァという息づかいの中での表彰式。順位の発表が行われました。1位そら、2位にじ、3位たいよう、4位つきでした。発表のたびに子どもたちの大きな声が響きわたり、飛び上がって喜んでいる子ども、負けて悔しがっている子どもなど約25分間のドラマでしたが、この駅伝を通して子どもたちの心に何が残ったのだろうかとその様子を見ながら考えました。
最後に園長の私と優勝チームのそらグループが園旗を掲げてのウィニングラン。すると突然心を打つ光景が起こりました。青組の子どもたちがそらグループのみんなに「距離を縮めてくれてありがとう!」「だから、優勝できたんだね。みんなほんとうにありがとう。とっても嬉しいね。」という感謝の言葉を交わしながら走っているのです。私の心に不思議な感情が沸き上がり、思わず眼がしらが熱くなりました。勝ち負けだけでないお友だちとの絆。駅伝大会をやって良かった!としみじみ思いました。
あけましておめでとうございます。
2021年、子どもたちの元気いっぱいな明るいあいさつで新学期がスタートしました。久しぶりの登園にそわそわしつつ、お正月や冬休みの思い出を話す子どもたちの表情はキラキラ輝いています。
始業式では青組、ピンク組、黄組、赤組、オレンジ組の順で一人一人が今年の目標を発表し、個性いっぱいの発表に思わず微笑んでしまいました。
あらためて今年一年が七沢幼稚園の子どもたちにとって素晴らしい年となりますように全力を尽くそうと思っています。
今年もご協力の程、どうぞ宜しくお願いいたします。
「おうちでのお手伝い、いろんなことができるようになる!」
「そんなみんなに会えるのを楽しみにしているね!」
そういって始まった夏休みが終わり、久しぶりに登園した子ども達はいろいろな話をたくさんしてくれました。
2学期は七沢幼稚園の特色である縦割りグループを意識した活動をしました。10月のプレイディは、今年、午前中のみの開催となりましたが、子どもたちの「日本を元気にしたい!!」という提案でダンスを取り入れました。小さい年齢の赤・黄組は「エビカニクス」、年中・年長のピンクと青組は「ソーラン節」。本番では元気いっぱい楽しんで踊っている姿を見ることができました。練習中は、小さい子たちはお兄さん・お姉さんのダンスを見ながら真似して踊って応援したり、ピンク・青組も小さいクラスのダンスを覚えて一緒に踊るなどとても微笑ましい光景でした。当日、サプライズで初等学校の小島校長率いる地元飯山の「白龍」の舞が登場し、プレイデイに華を添えて下さいました。
11月の森のアート展では今年のテーマ「オリンピック」に向けて縦割りグループで話し合いをして作品を作ることになりました。まず、国を選びその国の特色や、得意なスポーツを人形で表現しました。当日は天気にも恵まれ園庭でご家族がそれぞれの作品を鑑賞している姿が素敵でした。
そして、クリスマス会。例年は幼稚園・初等学校の合同開催でしたが、「密」を避けるため、森の里若宮公園の野外ステージで行うという初の試みでした。子どもたちは初めての環境で戸惑っていることもありましたが、ここでも年長が年少に寄り添い助け合いながら温かいクリスマス会を無事終えることができました。また、ひまわり会の皆様のご活躍にも感謝しております。
今年は例年以上に保護者および役員の皆様にたくさんご協力をいただき、本当にありがとうございました。最終章の3学期は子どもたちにとり実り多い一年だったと振り返ることができるよう頑張って締めくくりたいと思います。
良い年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いします。
1学期は分散登園から始まりました。日程にゆとりがあったので、あらためて七沢幼稚園の教育内容をふり返る良い機会になりました。日々の保育の中で課題としていた子どもの主体性をつぶさない「見守る」保育。子どもたちの立場になって考え、「見守る」だけでよいのかと思うことがたくさんありました。子どもは大好きな先生と一緒に遊びたい。不安な時はそばに居てほしい。分からないことは一緒に解決してほしいと思っているはずです。保育者に「見守る」意識があっても子どもは「なにもしてくれない、たすけてもくれない。」と感じたらどうでしょう。
先日、各クラスのおみこしの制作を子どもたちと先生が一緒になって楽しく取り組んでいるところを見ました。黄色組は担任が提案した「おにぎり」というテーマで、3歳児のかわいいおみこしが出来上がりました。入園間もない子どもたちに造形の楽しさを知ってもらうのが狙いです。ピンク組は担任が「テーマは何にする?」という問いかけに「クレヨン!」と声が上がり粘土で自分の好きな色のクレヨンを作りました。クレヨンの先もきれいにとがっているだけでなく、使いかけのクレヨンらしい表現ができました。青組のテーマは「惑星」。今年のグループの名前がヒントになりました。担任が図鑑を見せて惑星の形や色を提案すると、夢中になっておみこしづくりをしている子どもの中には「せんせい、そうじゃないんだよね」と言って、自分たちで話し合ってそれぞれの惑星の色や形が決まりました。
私はこの関係が大事だと思いました。提案を断るということは信頼関係がないとできません。またその環境も必要です。積極的に提案から展開することで意見が尊重され、子どもの主体性がつぶれないのだと思います。「提案から展開」という事が子供を応援するのだとおみこし作りで知ることができました。
本日、無事に1学期の終業式を終えほっとしています。2学期の行事については可能な限り保育者全員で色々なアイディアや工夫を考えて少しでも行っていきたいと思っています。「提案から展開」の意味合いをしっかりと保育者全員認識し子どもたちの応援をしていきたいと思っています。
5月となり幼稚園周辺は桜から新緑の季節に入りました。朝、出勤すると2階玄関の天井近くに今年もツバメが巣作りを始めているのを見つけました。そして保育室のガラス戸を開けると爽やかな風が園舎に吹き込み、鴬をはじめいろいろな鳥の声が聞こえ、心が癒されます。
こんな素晴らしい七沢幼稚園の令和2年度がスタートを切りました。今年度は新しい先生2名も仲間入りし、保育現場の充実を図っています。また、特別活動の中に「散歩の時間」を新しく設け自然との触れ合いをより実り多きものとしていきたいと思います。
七沢幼稚園の理念である「ノングレード・オープンクラスによる遊びとテーマ学習」を基本に、幼児期の興味と主体的な行動をしっかり促していきたいとあらためて思います。そのためには保護者の皆様の心強いご協力が不可欠ですので、何卒よろしくお願い致します。
感染拡大が続く新型コロナウィルスのため、急きょ表明された小中高校の休学要請。七沢幼稚園も子どもたちにとっての最善策を考え「休園」という形をとりました。平和な日々に突然訪れた窮屈な生活。私たち保育者は日々子どもたちのことを案じておりました。収束気配がないまま、今年度は8名の年長組が七沢幼稚園を巣立っていきます。
それぞれの小学校に行っても自分に限界を決めず、周りの仲間たちと力を合わせどんなことにも臆せず挑戦して欲しいと願います。
そして、進級する年中・年少組も楽しいことは目いっぱい、苦手なことも自分の力でやってみるという経験がたくさんできるように保育者たちは目指しています。桜の花も咲き始め、今年も七沢幼稚園に春が巡ってきました。
今年も恒例の内田学園ファミリーフェスタ2019を7月20日(土)開催しました。
今年は梅雨が長く雨の心配をしておりましたが当日は、曇り空の中無事に行う事が出来ました。毎年保護者、来場者の皆様からあたたかい拍手をいただく事を励みとしている子ども達の「手作りおみこし」が、初等学校4基・幼稚園4基、それぞれのテーマに沿って作られ、今年も見事に並びました。子ども達の創造力はすごいですね。
歌やおみこしのねり歩きでは、会場に子ども達の元気な声が響き渡っていました。模擬店・バザーでは、ひまわり会・エスポワールの実行委員をはじめ、保護者の皆様のご協力で今年も飲食・バザー品や、ゲーム・看板・装飾に七沢らしい手作りがたくさん見られました。幼稚園では、子ども達が自由に買い物をする体験を通し、お金の大切さも学んで欲しいという気持ちが取り組まれています。本当に温かみのあるおもてなしをして頂き、ありがとうございました。これからも変わる事なく、新しい時代になっても幼稚園が大切にしている「本物に触れる体験」をひまわり会・エスポワールの保護者の皆様の中に根付いていけますよう、今後とも宜しくお願い致します。
3月21日、あたたかな春の陽に祝福され、青組7名を無事に卒業させることができました。4月の園長就任からは、あっという間の一年間でした。いろいろな想いが胸に去来しますが、まずは現場の先生方、ひまわり会の皆様にたくさんご協力いただいたことに感謝しております。
夏のファミリーフェスタでは、公募したデザインの中から投票で「七沢幼稚園旗」が決定し、新たな歴史が刻まれました。園長として「責任」という二文字をあらためて心に念じ、保育現場では日々先生方と意見を出し合い、子ども達の幼稚園での生活が楽しい思い出となるよう工夫をし、充実した一年であったと自負しています。
七沢幼稚園が「大きく根を張れ、ゆっくり育て」の言葉のもとに、22世紀に向かって生きていく子ども達が豊かで溌剌とした創造力をもって、力強く社会に踏み出していくための学びの土台になるよう、今後も努力を続けていきたいと思います。